子どもを、もっとも身近な他人として接してみると・・。

ご訪問ありがとうございます。 不登校・家族関係カウンセラー宮崎です。

 

今日は、私の師である荒木先生のこちらの本からの言葉をご紹介したいと思います。

 

『不登校ー心を癒す聞き方・話し方 こうすれば子供は学校へ行く』荒木 次也 著

 

●もっと自分を好きになる

子どもさんのことで、私のところへ相談に見えられるお父さん、お母さんはみんな子育てに一生懸命な方ばかりです。子どもによかれと思って、あれこれ考え、教育をしてこられた結果が、不登校とか非行という結果になってしまい、「どうしたらいいのか」わからなくなって見えられるわけです。

だた一つちょっと違うのではないかと思うことは、子どもとの関係を他の人間関係とは違う特別のものと考えている親が多いように見受けられることです。それだけ子どもを愛し、子どものためと思っているのですが、そういう接し方が裏目に出ていることに気づかない。親と子どもの人間関係は、他の人間関係と変わらないと知る必要があります。

 

人間には大別すると、3通りの関係があります。

【私と私の関係】【私とあなたの関係】【私と私たちの関係】

の3つです。

このうち子どもとの関係は【私とあなたの関係】に相当しますが、これはいうまでもなく他人との関係とまったく変わりません。

つまり、子どもと接する場合は、「もっとも身近な他人」として接する必要があるのです。

こういう言い方をしますと「親子なのに他人扱いなんて・・・」という声が聞こえてきそうですが、現実はそうであることで変わりはない。それどころか子どもが何人もいれば【私と私たちの関係】の関係生じてくることになります。

ところがそう思わず【私とあなたの関係】と【私と私の関係】とをごっちゃにしている方をよく見かけます。自分の子どもを「所有物」のように扱う態度はここから出てきます。むろん、そういう扱い方がすべてわるいわけではありません。

人は自分をかわいがる。自分中心にいつも考え行動をしています。同じように子どもを自分と重ねあわせて、自分を可愛がるように子どもをかわいがるのは、あながちわるいこととは申せません。

ただ、誰もが経験するように、自分に対しては遠慮がない。だから時に子どもの気持ちを斟酌することなく、強引に「ああしなさい」「こうしなさい」という態度に出てしまうことがあります。そういうとき、子どもは反発したり、ストレスを感じてりする。子どもとの関係が【私と私の関係】だと思っている親は、その子どもの気持ちがなかなか理解できないのです。

親子兄弟姉妹は、もっとも親しい関係ではあるが、それはあくまで他人としての親しさであって、自己と同一視してはならない。子どもを育てていく上で一番必要なのは、このけじめ感覚だと思います。

どんなに親しくても子どもが「最初の他人」であるとしたら、親は他人に接するように子どもに接しなければなりません。他人に接するときに何が重要かといえば、挨拶や礼儀であり、相手を尊重することであり、相手の気持ちを思いやることでしょう。子どもに接するときに絶対忘れてはいけないのは、この3つだと思うのです。

子どもではないごく親しい他人とうまくやろうというとき、どうすればうまくいくか。決して他人の批判や悪口は言わず、礼儀を守りながら笑顔で接し、相手の話をよく聞いてあげること。つまり「自分にして欲しくないことは相手にもしない。自分がしてもらいたいことは相手にしてあげる」ことだと思います。

子どもを家庭でよい方向へと導くには、これと同じことをすればよいのです。それができないのは「子どもは他人ではない」という思い込みがあるからで、この思い込みは過保護や過剰期待を生む温床になっています。もし、子どもさんの問題行動で悩んでいる方がおられたら、自分がこれまで子どもにどう接してきたのかを振り返ってみることです。

 

それからもう一つ大切なことがあります。子どもは最初の他人ということをちゃんとわかってるのに、子どもとうまく接することのできないお父さんやお母さんの場合、どうしたらいいのかということです。

「私は他人との関係がどうしてもうまくいきません」。

こういう悩みで相談にいらっしゃる方もいます。「どうしてですか」とたずねると、「内気で自分の気持ちを率直に相手に伝えられない」「すぐカッとしてしまう」などといろいろ理由はあげられますが、私は「もっと重要なことがありますよ」と申し上げています。

それは何かというと「他人との人間関係をうまく築けない人は、他人との関係がまずいのではなく、自分との関係がうまくいっていない」ということです。つまり、【私と私の関係】がだめなのです。それをどうやって見分けるかというと、自分に対して批判的だったり、嫌いだったりする人がそうです。

自分が好きな人は、自分の中でもう一人の自分とうまく折り合いがついている。そういう人は他人との関係もうまくいきます。そこで子どものことですが、子どもも他人の始まりであると考えれば、自分自身が好きになれない親は、子どもとの関係をうまく結べないことになります。実際にいろいろな親子関係、夫婦関係を見ていると、そのことがよくわかります。

自分で自分を好きになれない人には、一つ共通した傾向があります。それは実際の自分よりも一段低い人間として自分を見ていることです。そうした自分が気に入らなくて、好きになれないでいるのです。

自分を好きになるには、ありのままの自分を知り、長所も短所認め、自分のよいところを大切にし、自分の本当の欲求や考え方をきちんと表現できるようになることです。

それができれば同じことを他人にもできるようになる。もっとも身近な他人である子どもに対しても、それができるようになります。

子どもは親が考える以上に親を見ています。そして親から影響を受けています。子どもは親の鏡でもある。その子どもがどう見ても好ましくないとしたら、そのことを子どもに指摘する前に、自分を顧みてみることが必要です。

子どもに「こうなって欲しい」と思うところがあるなら、まず親自身がそういう人間になる努力をすることです。

親が変われば、間違いなく子どもも変わります。

「不登校ー心を癒す聞き方・話し方」 荒木次也著より

 

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私も親の一人ですので、耳が痛いところなのですが、子育ては本当に親自身にとっての成長、親となっていくプロセス、喜び、苦しみ・・・、様々なことを経験させてもらう貴重な体験だと思っています。

「何事もないのが一番良いに決まっている」って思っていた私ですが、今は、一つ一つの経験がまさに私にとって意味があって必要だった、なんて感じています・・。

やっぱり、

「人って経験するために生まれてきた」って、思います。

 

そして、ありのままの自分を知っていく。

そして、それを表現していく。

 

これ、ほんと大事だと思っています。

 

そして、

子どものことも、本当にありのままを受け入れる、尊重する。

 

以前は、私自身も自分のことがあまり好きではなく、良いところだけの自分になるために、とにかく頑張っていたように思います。

否定的に考えるクセもしっかりついていました。

 

短所も認めるって、どういうこと?

自分を好きになるって?

親と子の関係って?

 

考えているだけだと、頭の中を堂々めぐりになってしまいがちです。

目の前のこと、気になること、知識や情報も一つ一つをやってみることで、少しずつ実感してきたように思っています・・。

違うなー、と思ったらやめる。自分で決める。

 

きっと、まだまだ気づかないこともたくさんあると思います。

でも、そうやって気づくことにフォーカスしていると、毎日は結構楽しいのもになってくる気がしています。

 

親子関係、家族関係、私だって色々あります。

でも、でも確実に以前とは違う対応をしている自分に気づきます。

そして、わりとスムーズに物事がいっているなー、なんて感じています。

 

自分を好きになるって、どうしたら・・、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

なかなか目の前の子どもを、ありのままにみることができない、苦しい、という方も多いのでは、と思います。

 

なので、こんな捉え方もあります。

カウンセリングを通して、自分のものにしていくことも一つかなと思います。

ご参考になりましたら幸いです。

 

不登校・家族関係カウンセリングSUN/宮﨑 真由子

 

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