敏感なことも一つの能力です。

HSC,HSP(ハイリーセンシティブチャイルド、パーソン)という言葉を聞いたことがありますか?

 

「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」イルセ・サン著 枇谷玲子訳

こちらの本では、子ども(HSC:ハイリーセンシティブチャイルド)だけでなくHSP(ハイリーセンシティブパーソン)に焦点を当て、HSPのポジティブな面や「敏感な自分」とうまく付きあうには、「鈍感な人たち」とうまく付きあうにはなど、どうのように対処したらいいかなどが書かれています。

 

~はじめに~ 

長年、デンマークで多くのHSPをカウンセリングし、自身もHSPである著者より

この本は、「とても敏感な人」(HSP:Highly Sensitive Person)ならびに程度の差はあれ繊細な心の持ち主である人々に向けて書かれたものです。家族にHSPがいる人や、繊細な心に持ち主を同僚や部下に持つ人、医師やカウンセラーとしてHSPの診療を行っている人にも読んで頂ければと思います。

 

とあります。

そして、

 

強調しておきたいのは、繊細であることや敏感すぎることは、必ずしも制約になるだけではないということです。それらは新たな可能性をも、もたらします。
 
私は長らく制約の面にばかり目を奪われてきました。(中略)
 
子どもの頃、心配ばかりするのをやめて、もう少しタフになって、ほかの多くに人と同じものを好きになるように言われたことはありませんか。だとしたら、ありのままの自分と違う人間になるよう押し付けられてきたのですから、敏感な心を持つ人が自分のことをなかなか愛せないのも無理はありません。ひょっとして、ほかの人の期待に応えるために、自分を180度変えようとしてはいないでしょうか。もしそうなら、あなたはありのままの自分に価値を見いだせるようになる必要があります。(中略)

私はこの本が、HSPやそのほかの繊細な心の持ち主たちが、自分の長所や可能性に、より注目できるようになるための後押しになることを願っています。

 

と書かれています。

 

【HSPの能力】としては、

●一度に多くの情報を吸収できる

●音やにおいなどの微細な違いも察知できる

●ゆっくり、深く多角的に考えられる

●とても慎重で、危機管理能力が高い

●共感力が高く、気配り上手

●誠実で、責任感がある

●想像力が豊かで、内的生活が充実している

 

などがあり、世の中のおよそ5人に一人がHSPだといわれています。

私も多分HSPじゃないかと思います。この本に付いている自己診断テストの結果はかなり高得点でした。

子どもの頃、強くなりたい、強くなりたい、ってよく思っていました。弱い自分、気にしすぎる自分をダメだなーと思い込んでました。

その頃、こういうHSPという考え方を知っていたら・・、と思います。

 

HSPは、決して病気ということではなく、アメリカの精神分析医で学者のエレイン・アーロンによって、1996年に提唱されたもので、人を男性と女性というように性別で2つに分けるように、とても敏感なタイプ(HSP)と、タフなタイプの2つに分けただけのことです。(ちなみにこれは人間のみに当てはまる話ではありません。ほかの高等動物も同じです。)「鈍感な世界の生きる敏感な人たち」より

 

とのことです。

 

本の最後には、

HSPのためのアイディアリスト(HSPやそのほかの敏感な人たちに喜びや心身の健康をもたらすもの)が付いています。

とても具体的に書かれていて、参考になることも多いのではと思います。

 

ありのままの自分を受け入れたい、自分のことを好きになりたいけどなれない、

そういう方々の中で、もしかするとHSPのためにそう感じてしまっている場合もあるように思います。

 

あなたは、「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。

敏感さは、愛すべき「能力」です。

~「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」より~

 

こちらの本が何かの参考になりましたら、幸いです。

 

不登校・家族関係カウンセラー/宮﨑 真由子でした。

 

 

敏感

 

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