『大人の心の鍛え方』
ご訪問ありがとうございます。 不登校・家族関係カウンセラーの宮崎です。
以前にもご紹介したことがある本なのですが、
『大人の心の鍛え方』下園 壮太著
今日はこちらの本からのご紹介です。
大人の心の鍛え方:「頑張る」だけではなく、時には「やらない」という知恵と勇気を育てる。
どんな状況でも、しぶとく自分の幸せを見つけられる。
「大人の心の鍛え方」下園 壮太著より
と、書かれています。
私もこれが今の時代、ほんと大切なのでは、と思っています。
普段カウンセリングをしている中で、よく感じることや共感することも多く、
こちらの本には、十分なケアをした後の、次の一歩に向かうための具体的な方法なども書かれていて、とても参考になるのではと思いました。
ただ私は、心を鍛えなくてはいけないとは思っていなくて、その人その人にあったやり方で、柔軟な心になっていったらいいな、と思っています。
なので、訓練というよりは、トレーニング、練習といった感じですが、その前には、十分なケアが必要なことは言うまでもありません。
ですがこの、次の一歩に向かうための練習、トレーニングを続けるということが、意外と大変と感じるところかなと思いますので、
その十分なケアと次の一歩のために、カウンセリングを活用して頂けたらと思っています。
そして、こんなことも書かれています。
子どもの心の鍛え方:耐える、努力し続ける、逃げない。
今はだめでも、努力していれば必ずできる。
苦しいことを乗り越えれば心は強くなる。
子ども時代の技術を卒業する。
子ども時代は、有効だったことでも、現在の複雑化したストレス社会をうまく乗り切るのは難しくなってきている。
「大人の心の鍛え方」下園 壮太著より
なので先ほどの、
『大人の心の鍛え方:「頑張る」だけではなく、時には「やらない」という知恵と勇気を育てる。
どんな状況でも、しぶとく自分の幸せを見つけられる。』
の、「知恵と勇気」を育てること。
これが重要ではないかと、私も思っています。
でもどうやって育てたら・・、
”頑張ることが素晴らしい” とずっと思ってやってきた場合、困ります・・。
(頑張ることが悪いわけではないのです。)
他にどうすればいいの? 他を知らない、分からない。
なかなか勇気も出ません・・。
もちろん、責任ある立場だっだりすると、自分一人のことではなくなるし・・、と感じることもあると思います。
「やらない」いうことは、確かにとても勇気のいることだと思います。
それでもやっぱり、見極める「知恵と勇気」を蓄えて、
”リラックス”しながら「やらない」選択を少しずつでもやっていく。
この、”リラックス” がほんと大事だと思っています。
”リラックス”から、知恵も、ほんとうの自分にも気づいてきたりしますし、自分の力、才能も発揮されます。
「頑張る」だけでなくても、ちゃんとやっていける感覚を実感してほしいなと思っています。
(頑張って緊張した状態では、本来の力は発揮しにくいですよね。)
そして、
現代の主要なストレスは、蓄積疲労と言われています。
その蓄積疲労に対処するには、
「感じて、力を抜き、避ける」という、
これまでなかった対処パターンを身につけなければならない。
「大人の心の鍛え方」下園 壮太著より
私も、この「感じて、力を抜き、避ける」という対処パターンを身につけることが結構大切なんじゃないかと思っています。
私たちは「思考」ばかりを鍛えているように感じます。
それだけではなくて、「感じること」や「無意識」に行っていること、「思い込み」にも目を向けてみて、自分のありたい方向へ意識を使って、練習やトレーニングをして変えていく。
そのためには、
変化に対する勇気も出してみる。
自分の思いグセにも気づき、いらないものは手放していく。
リラックスしてほんとうの自分に気づき、ありたい自分の方へ継続して意識をフォーカスしてみる。
そして、自分の幸せをしぶとく見つけていくこと。(幸せに気づいていくこと・・。)
そう思っています。
いかがですか。
一緒に幸せを感じていきませんか?
不登校・家族関係カウンセリングSUN/宮﨑 真由子でした。
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