子どもの不適切な行動も、家族を幸せにするためかもしれない。
ご訪問ありがとうございます。不登校・家族関係カウンセラー宮﨑です。
カウンセリングをしている中でもつくづく感じるのですが、やっぱり家族って、そでぞれが影響をし合っている一つの塊のような気がします。
でもその中で、子どもをこうしたいとか、親がもっとこうなるべきとか、自分以外の人をどうにかしようとしてもそれは絶対に無理みたいで・・。
(カウンセリングでも、親子関係、家族関係の悩みはこのあたりのことが多いです。)
なので、まず自分を幸せな状態にする。
そこから始める。
そうすれば、必ずそれはお互いに影響し合って、結局は家族全体が幸せの方向へ向かっていくように思います。
ただその幸せというのが、皆同じ事ではなく、その人その人、その家族、家族で違ってきます。
夫婦でも、親子でも同じように考えているとは限りません。
言葉にして、よく話すことも必要だと思います。
それと他人から見たら、幸せと感じるかどうかは、また別の話になってきます・・。
家族って、それぞれの思いが、無意識の世界で交錯していて、今の家族の現実を創っているように感じています。
子どもは敏感に親の思いをキャッチしていて、家族が幸せになるには・・、っていう行動を無意識にとっているし、
親は親で、純粋に子どもを愛する気持ちや、素朴に幸せになってほしいと思う気持ちを、言葉や行動で表現しています。
でも、それだけじゃなくて、
そこに親側からの、自分の今までの経験からくる、
こうした方がいいんじゃないか、
大変な思いを、わざわざする必要ないんじゃないか、
常識的に考えたらこうだろう、
親は子どもを守らなければいけない、だから言うことを聞くの当たり前だ、
などの親心が無意識に働いてきたりして・・。
そんな色々な思いが、家族の中をめぐっているような気がします。
何が幸せなのか?
家族って、何なのか?
色々と考えちゃうところだと思います・・。
でも私は、家族って、考えるんじゃなくて、感じていくものじゃないかな、なんて思っています。
◆あなたの義務は、自分を幸せにすること
これは、津留晃一さんの言葉なのですが、
親は、子どものことがどうしても心配で心配で仕方ないものですが、ちょっとそれは横に置いておいて、
気持ちのポイントを、問題を解決する方へ向けるのではなく、
まず、自分を幸せにしてみる、
という方へ、自分の気持ちのポイントを向けてみる。
そうして、もし自分がとってもハッピーな気分になったとすれば・・。
家族は一つの塊のようなものだとしたら、一人とっても幸せな人がいたら、そこから、じわじわと全体に広がっていくように思いませんか?
気がついたら、問題も解決してるってこともあると思いませんか?
そのためには、結果にだけフォーカスするのではなく、過程にフォーカスすることにも慣れる必要があるかな、と思います。
何かができるとかできないとかではなく、理想通りにいかなくても、その過程での経験を十分に感じること。経験できることの素晴らしさに気づくことも重要です。
そして、存在していること、そこにいてくれることそのもので ”幸せ”と”感謝” を、もし感じられたら・・と思います。
子どもが笑顔でそこに存在していてくれたら・・、
ほんと家族全体も、幸せを感じられると思います。
子どもって、意識していないところで、本当に家族を幸せにするために存在してるって、感じます。
子どもの不適切な行動も、もしかしたら、
幸せになるめの気づきを、家族に起こさせためなのかな・・、なんて気がしています。
不登校・家族関係カウンセリングSUN/宮﨑 真由子
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